高校日本史B
5分でわかる!琉球との関係
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この動画の要点まとめ
ポイント
琉球との関係
これでわかる!
ポイントの解説授業
じわじわと琉球の支配権を狙う日本!
江戸時代、琉球は日本と清の双方に朝貢していました。日本には、琉球から慶賀使・謝恩使が来ていましたね。
明治期に入ってから、日本は琉球への支配を強めていきます。
まずその第一歩として、1872年、政府は琉球藩を設置し、国王尚泰を藩王として華族に列しました。
1872年というのは、日本で廃藩置県が行われた翌年です。琉球に対し、唐突に日本国内と同様の処置を行っては、清や琉球からの大きな反発が予想されました。そのため、段階を踏む意味で、琉球藩を置くという対応を行ったのです。
清を刺激した「沖縄県」の設置!
それから数年後の1879年、政府は琉球に対しても廃藩置県を断行。日本の一部として、沖縄県を設置しました。これを琉球処分といいます。
1429年に尚巴志が建国した琉球王国は、ここで廃止されました。
これに対して、当然ながら清は抗議しました。
日清関係は悪化し、後の日清戦争に至る火種となりました。
引き続き、明治初期の外交について見ていきます。
まずは1つめのポイント、琉球との関係についてです。