高校日本史B
5分でわかる!伊藤博文内閣① (内閣制度創設)
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この動画の要点まとめ
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伊藤博文内閣①(内閣制度創設)
これでわかる!
ポイントの解説授業
初代内閣の各大臣をおさえよう!
1885年、太政官制が廃止され、内閣制度が創設されます。近代的な政治体制が整ってきましたね。
初代の内閣総理大臣は、伊藤博文です。伊藤博文は計4回、総理大臣に就任しますから、初代の内閣は第1次伊藤博文内閣と呼ばれます。
初代内閣の各大臣を確認しておきましょう。
外務大臣・井上薫、内務大臣・山県有朋、大蔵大臣・松方正義といった面々は特に重要です。
また、注意してほしいポイントとして、内務大臣とは別に、内大臣という役職が存在します。
これは、天皇を補佐する役目であり、初代の内大臣には三条実美が就任しました。
伊藤博文を中心に憲法の起草が行われた!
初代の内閣総理大臣となった伊藤博文ですが、憲法の起草についても中心的な役割を果たします。
これには、官僚の伊東巳代治や金子堅太郎、井上毅らも参画し、顧問としてドイツ人のロエスレルやモッセも加わりました。
モッセについては、1888年の市制・町村制の整備の際にも助言を行っているのでおさえておきましょう。
市制・町村制の施行により、例えば市長や議員の選び方が統一されるなど、地方制度が整備されていきました。
今回は、伊藤博文内閣と、それを取り巻く社会の状況について見ていきましょう。