高校日本史B
5分でわかる!衆議院議員選挙法
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この動画の要点まとめ
ポイント
衆議院議員選挙法
これでわかる!
ポイントの解説授業
徐々に条件が緩和された選挙権!
前回の授業で、1889年2月11日に最初の衆議院議員選挙法が制定された事を学びましたね。
そこで選挙権を与えられたのは、直接国税15円以上を納める25歳以上の男子で、これは人口全体に対して1.1%に過ぎませんでした。
ここでは、時代が進むにつれて、選挙権を得られる条件が緩和されていったことを見ておきましょう。
1900年には直接国税の納税額の条件が10円以上に、1919年には3円以上に引き下げられます。
そして、1925年には直接国税の条件が無くなり、人口比にして20.8%が選挙権を得られるようになります。
但し、ここまで25歳以上の男子という条件は最初から変わっていませんので注意しておきましょう。
それぞれの時代を学習する際に改めて触れますが、予め全体の流れをおさえておくとよいでしょう。
今回は、諸法典と初期議会がテーマです。
まずは、衆議院議員選挙法について見ていきましょう。