高校日本史B
5分でわかる!松方正義内閣②
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この動画の要点まとめ
ポイント
松方正義内閣②
これでわかる!
ポイントの解説授業
政党と政府の関係の変化をおさえよう!
日清戦争が終わり、政権は伊藤博文から松方正義に戻り、第2次松方正義内閣が発足します。
ここで松方は、進歩党と提携して政権運営を行います。進歩党というのは、立憲改進党が改名したものです。進歩党の大隈重信が外相として入閣し、この内閣は「松隈内閣」と呼ばれました。
以前の授業で、第2次伊藤内閣が自由党と提携した事を学習しましたね。
このように、日清戦争後は、これらの政党と政府の協力関係が見られるようになりました。
労働運動の芽生え!「労働組合期成同盟」!
1890年代になると、産業の発展に伴い工場労働者も増加します。そこで、労働運動も芽生え始めました。
その発端となったのが、1897年の職工義友会です。アメリカから帰国した高野房太郎らが労働組合結成を呼びかけました。
そして同年、ここに片山潜らが加わって発展する形で、労働組合期成会が発足しました。
これにより、各地で労働組合が結成されるようになります。
今回は、日清戦争後の政治を見ていきましょう。戦争前とは、政党と政府の関係も変わってきています。
まずは、第2次松方正義内閣から確認していきます。