高校日本史B
5分でわかる!西園寺公望内閣① (1907年)
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この動画の要点まとめ
ポイント
西園寺公望内閣②(1907年)
これでわかる!
ポイントの解説授業
ハーグ密使事件を機に韓国支配が強まる!
1907年の動き、主に外交を見ていきましょう。
まずは、ロシアとの関係です。第一次日露協約が結ばれ、日本とロシアはその支配権を相互承認します。
日露戦争後、こうして両国の距離は縮まっていったという点をおさえておきましょう。
そして、重要なのは韓国との関係です。
ハーグ密使事件がきっかけで、第三次日韓協約が結ばれたという流れを確認しましょう。
ハーグ密使事件というのは、韓国が日本による内政干渉を、オランダのハーグ万国平和会議で訴えた事件です。しかしこれは、会議で取り上げられないまま終わりました。
日本はその報復として韓国皇帝を退位させ、第三次日韓協約を結ばせました。
これにより、日本は韓国の内政権も吸収しました。
結果、韓国の皇帝は退位し、軍隊も解散、反発として義兵運動が激化することになりました。
続いて、第1次西園寺公望内閣の1907年の動きを見ていきましょう。