高校日本史B
5分でわかる!山本権兵衛内閣①
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山本権兵衛①
これでわかる!
ポイントの解説授業
海軍出身だが与党は政友会「山本権兵衛内閣」
1913年、第3次桂太郎内閣が倒れ、第1次山本権兵衛内閣が発足します。
山本権兵衛は、薩摩藩・海軍出身でしたが、いわゆる藩閥に偏ることなく、立憲政友会を与党とする内閣を組織しました。
山本内閣は、第2次西園寺内閣が倒れるきっかけとなった軍部大臣現役武官制を改正し、軍部大臣の現役規定を予備役・後備役(現役を退いた軍人)まで広げました。
これにより、倒閣するために軍部がストライキするような方法は、効果が薄れることになります。
こうした改革を行った山本内閣ですが、翌1914年、ジーメンス事件により総辞職に追い込まれます。
これは、ドイツの会社から海軍に賄賂が流れていたという汚職事件で、山本権兵衛は海軍出身の首相として引責辞任することになったのでした。
続いて、第1次山本権兵衛内閣について見ていきましょう。