高校日本史B
5分でわかる!大隈重信内閣② (第一次世界大戦)
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この動画の要点まとめ
ポイント
大隈重信②(第一次世界大戦)
これでわかる!
ポイントの解説授業
日英同盟を理由に、ドイツ領へ侵攻!
最初に、内閣について確認しておきましょう。第1次山本権兵衛内閣に代わって、第2次大隈重信内閣が発足していますね。
さて、1914年、第一次世界大戦が勃発します。これは、ドイツ・イタリア・オーストリアによる三国同盟と、イギリス・フランス・ロシアによる三国協商との総力戦です。
開戦の直接の引き金は、サラエボ事件(オーストリア皇太子殺害事件)でした。
日本は、日英同盟を理由に三国協商側で参戦しました。といっても、ヨーロッパへ派兵するわけではありません。
日本は、中国・太平洋のドイツ領を攻撃し、山東半島の青島や、南洋諸島の一部を占領したのでした。
ヨーロッパでの戦争中に日本がどのような行動をとったか、これをまずおさえるのがポイントです。
ちなみに、年号について少し補足しておきましょう。
日清戦争の開戦が1894年、日露戦争の開戦はちょうど10年後の1904年でしたね。第一次世界大戦は、更にその10年後の1914年に勃発します。こうしてセットで覚えておくと、定着しやすいのではないでしょうか。
今回は、大正時代の半ば、第一次世界大戦のところを中心に見ていきましょう。