高校日本史B
5分でわかる!大隈重信内閣② (二十一カ条要求)
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大隈重信②(二十一カ条の要求)
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ポイントの解説授業
列強の隙を突いて中国権益の拡大へ!
第一次世界大戦中の1915年、日本は中華民国に対して、(対華)二十一カ条の要求を突きつけます。
これは、外相・加藤高明が中心となって、中国の大総統・袁世凱に対して要求を出したものです。
その内容は、山東省の旧ドイツ権益を日本が継承する事や、漢冶萍公司(製鉄会社)を共同経営する事などでした。
列強は、ヨーロッパの戦争で手一杯ですから、日本の権益拡大について積極的に介入する余裕はありません。
結局、中国は一部を除いてこの要求を飲むことになりました。
もっとも、中国の国民感情は屈辱に満ちており、要求を受諾した5月9日は国恥記念日とされました。
続いて、二十一カ条の要求について見ていきましょう。