高校日本史B
5分でわかる!原敬内閣 (大戦後の状況)
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この動画の要点まとめ
ポイント
原敬内閣(大戦後の状況)
これでわかる!
ポイントの解説授業
戦後恐慌から原敬暗殺へ!
まず、国外の出来事を確認します。
1920年、尼港事件が発生します。
これは、シベリア出兵を行っていた日本軍が、ニコラエフスク(尼港)において、抗日パルチザン、いわゆるゲリラに襲われて敗北した事件です。前回の授業でも少し触れましたが、こうした事件もあり、シベリア出兵は失敗に終わります。
さて、国内情勢ですが、1920年頃には、日本経済は戦後恐慌に見舞われます。
大戦景気はあくまでもヨーロッパの生産力低下の恩恵を受けたものでした。よって、戦争が終われば、日本の輸出は減少し、不況へと陥ることになります。
こうした状況の中で労働運動が激化し、政府に対する民衆の不満もますます高まります。
そして、翌1921年、東京駅にて原敬が刺殺され、内閣は倒れることになりました。
さて、原敬内閣の残りの部分、戦後恐慌などについて見ていきましょう。