高校日本史B
5分でわかる!大正デモクラシー (社会主義)
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この動画の要点まとめ
ポイント
大正デモクラシー(社会主義)
これでわかる!
ポイントの解説授業
ソビエトの指導で日本共産党が誕生!
大きな意味での社会主義は、格差をなくし弱者を守るという考え方ですね。その意味では、先ほど見てきた労働運動ともつながるところがあります。
では、大正時代における社会主義の動きについて、具体例を見てみましょう。
1922年、堺利彦や片山潜らにより、日本共産党が非合法に結成されます。その背景には、ソビエトのコミンテルン(国際共産党)による指導がありました。革命によって共産党によるソビエト連邦が成立したように、それを世界へ伝播させようという動きですね。
また、大杉栄といった無政府主義者もおさえておきましょう。
政府という権力が存在する以上、平等は達成できないという考え方ですね。
大杉栄は、関東大震災後の甘粕事件で伊藤野枝らとともに殺害されてしまいます。
こうした社会主義運動もまた、労働運動と同様に戦後恐慌の頃に活発化したのでした。
続いて、社会主義の動きについて見ていきましょう。