高校日本史B
5分で解ける!昭和戦前3 恐慌の時代と満州事変3(第1問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
恐慌の時代と満州事変の確認テスト【穴埋め問題】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題1(1)
1927年、片岡直温蔵相の失言から、金融恐慌が発生しました。金融恐慌を収束するため、田中義一内閣の高橋是清蔵相は3週間のモラトリアムを発し、日本銀行から巨額の救済融資を行いました。
問題1(2)
金融恐慌で倒産した鈴木商店に対する巨額の不良債権を抱えた台湾銀行が休業に追い込まれたため、第1次若槻礼次郎内閣は救済案を枢密院に提出しました。しかし幣原喜重郎外相の協調外交に不満を抱いていた枢密院はこれを拒否し、この結果、内閣は総辞職しました。
問題1(3)
中国では1920年代後半に蔣介石が率いる国民革命軍が北伐を行っていました。
田中義一内閣は満州軍閥の張作霖を支援し、3度にわたる山東出兵を行いました。
しかし張作霖が敗れると、関東軍が独断で奉天郊外で張作霖を列車ごと爆殺する事件が起きました。
問題1(4)
浜口雄幸内閣は、金解禁を実施するとともに、緊縮財政で物価の引き下げを図り、更に産業合理化を促進して国際競争力の強化を目指しました。
しかし金解禁による円高と世界恐慌が重なり、日本経済は昭和恐慌に陥りました。
まずは問題1、穴埋め問題を通して理解を深めていきましょう。