高校日本史B
5分でわかる!吉田茂内閣① (日本国憲法など)
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この動画の要点まとめ
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吉田茂内閣①(日本国憲法など)
これでわかる!
ポイントの解説授業
「日本国憲法」制定!
1946年11月3日、日本国憲法が制定されます。
11月3日というのは今の文化の日ですね。もともとは明治天皇の誕生日(天長節)です。
日本国憲法は、制定から半年後の1947年5月3日に施行されます。
以下、内容を確認しましょう。
日本国憲法は、GHQが草案作成を行いました。元々は、GHQの命令で日本人が草案を作成したのですが、天皇主権などが維持されており、GHQに却下されたのでした。
日本国憲法では、基本的人権の尊重、主権在民、戦争放棄が基本原則とされました。
大日本帝国憲法では、人権は法律で制限され得るものでしたね。そして天皇主権が定められていました。こうした、戦前の憲法との違いをおさえるようにしましょう。
また、日本国憲法では天皇は国の象徴とされ、政治的な権能を持たない事が定められました。
産業の基盤を優先整備!「傾斜生産方式」!
続いて、産業の復興に関する政策を見てみましょう。
1946年12月、傾斜生産方式が採用されます。
これは、石炭・鉄鋼・電力といった、いわゆるインフラなどの、産業の基盤となるものに重点的に融資を行うという政策です。
こうした融資は、国立の金融機関である復興金融金庫によって行われました。
引き続き、吉田茂内閣について見ていきましょう。