高校日本史B
5分でわかる!吉田茂内閣③ (安保条約)
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この動画の要点まとめ
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吉田茂内閣③(安保条約)
これでわかる!
ポイントの解説授業
米軍の駐留を規定!「日米安全保障条約」!
サンフランシスコ平和条約が調印されたのと同じ日、日米安全保障条約が結ばれます。
条約調印の全権は吉田茂です。昭和戦後は、基本的に総理大臣が全権となります。
日米安全保障条約は日米間の軍事同盟であり、これによって米軍の日本駐留が規定されます。
サンフランシスコ平和条約で日本は独立したため、本来であれば他国の軍隊が国内に駐留することはできません。
しかし、朝鮮戦争という状況下で、アメリカは日本から兵を引き上げるわけにはいかず、日本もまた、軍を持たない以上、アメリカ軍による防衛力が必要でした。
日米安全保障条約が結ばれた背景には、こうした事情があったわけです。
結局、戦争が終わった後も、アメリカ軍は日本に残り続けることになったという点をおさえておきましょう。
翌1952年には、日米行政協定が結ばれます。これは、安全保障条約の細目について定めた協定です。
また、同じく1952年、朝鮮戦争が続く中、警察予備隊をさらに強化した、保安隊が設置されました。
続いて、日米安全保障条約に関する部分を見ていきましょう。