高校日本史B
5分でわかる!田中角栄内閣 (高度経済成長の終焉)
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この動画の要点まとめ
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田中角栄内閣(高度経済成長の終焉)
これでわかる!
ポイントの解説授業
高度経済成長の終焉!「第1次石油危機」!
1973年、イスラエルとアラブ諸国による、第4次中東戦争が勃発します。
この戦争を機に、第1次石油危機(オイルショック)が発生することになります。
これは、アラブの石油産油国が、石油価格を引き上げたことがきっかけとなります。
当時、主なエネルギーは石炭から石油へと切り替わっており、石油価格の高騰は、生産や運搬など、あらゆる経費の上昇につながりました。
結果的に、物価が急激に高騰しました。これを、狂乱物価といいます。
折からの円高に、第1次石油危機による物価の急騰が重なる形で、日本は不況に見舞われ、1974年、日本は戦後初のマイナス成長となります。
これは、高度経済成長の終焉を意味しました。
そんな中、1974年、田中角栄内閣は首相の金脈問題が原因で退陣に追い込まれることになります。
引き続き、田中角栄内閣について見ていきましょう。