高校日本史B
5分でわかる!仏教の伝来(古墳文化)
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この動画の要点まとめ
ポイント
仏教の伝来
これでわかる!
ポイントの解説授業
民間と公式でそれぞれ仏教が伝わってきた
仏教が公式に伝わる前、 司馬達等 (しばたつと)が自宅で仏像を礼拝していたことが分かっています。
仏教が公式に伝わる以前に、民間で仏教が伝わっていた、ということになります。
公式に仏教が伝えられるのは、百済の 聖明王 (せいめいおう)が 欽明天皇 (きんめいてんのう)に仏像・経典などを送ったときです。
仏教公伝の年号は説が分かれています。
『 上宮聖徳法王帝説 』(じょうぐうしょうとくほうおうていせつ)と『元興寺縁起』を根拠とする538年説、『 日本書紀 』を根拠とする552年説があります。
『日本書紀』の信憑性に疑問があるため、 538年 説が有力です。
崇仏論争で蘇我馬子が勝利し、仏教が公式に受け入れられる
仏教が伝来した後、国が受容するかについて論争が起きます。
崇仏派 (すうぶつは)の 蘇我馬子 (そがのうまこ)と 廃仏派 (はいぶつは)の 物部守屋 (もののべのもりや)が争いました。
この結果、蘇我馬子が崇仏論争に勝利し、仏教は日本の中で大きな地位を占めることになります。
では、実際に飛鳥文化の中身について見ていきます。
その前に、一つ前の時代、古墳時代(古墳文化)で伝わった仏教の伝来について、改めて復習してみましょう。