練習問題で今回の内容を振り返っていきましょう。

法隆寺金堂釈迦三尊像 をはじめとする力強い 北魏様式 の仏像は、 鞍作鳥 ( 止利仏師 )とその一派が主たる制作者です。

力強い北魏様式に対し、柔和で立体感のある 南梁様式 で作られた 半跏思惟像 は 中宮寺 や 広隆寺 のものが有名です。

大陸や半島からは仏教だけでなく文化や技術が渡来僧から伝えられました。
百済の 観勒 は暦を、高句麗の 曇徴 は紙・墨・絵の具を伝えました。

聖徳太子は、法華経・勝鬘経・維摩経という３つのお経の注釈書である 三経義疏 を残しました。

文化史を学習する上で重要となるのは写真です。
長くて漢字も難しい名前をただ覚えるのは難しいですから、写真で実際の様子を見ながら復習しましょう 。
様々なホームページや手持ちの図録を、一度見てみると良いでしょう。