高校日本史B
5分で解ける!天平文化1に関する問題
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練習の解説授業
唐の影響を受けた奈良時代の文化、天平文化
聖武天皇の時代を中心とした奈良時代の文化 を、 天平文化 といいます。
天平文化は、唐の最盛期の文化に大きく影響を受けた、中国風の文化です。
仏教の力を使って国を治める鎮護国家思想
奈良時代には、仏教の力を借りて国を安定させる、という 鎮護国家思想 に基づいた政策が多くとられます。
例えば、全国に国分寺・国分尼寺を建てたり、大仏を造ったりしました。
その国分寺の中心が 東大寺 で、大仏もここに建てられました。
奈良時代に始まった6つの仏教理論、南都六宗
奈良時代に始まった仏教理論は、 南都六宗 と呼ばれます。
三論、成実、法相、倶舎、華厳、律 の6つで、このうち空欄になっているのは三論と華厳ですね。
ちなみに、東大寺は華厳宗のお寺です。
この南都六宗のうち、律宗は唐からきた 鑑真 が伝えました。
ここまで、天平文化の全体像を見てきました。
政治と仏教が深く関わった奈良時代の文化 、という認識を忘れないようにして、次に進んでいきましょう。
練習で、天平文化の全体像について確認していきましょう。