高校日本史B
5分でわかる!仏教(渡来僧)
- ポイント
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の要点まとめ
ポイント
天平文化の渡来僧
これでわかる!
ポイントの解説授業
何度も失敗しながらも、鑑真が日本にやってきた
鑑真 (がんじん)は、五度渡航に失敗して、失明しながらも唐から渡来した僧です。
様々な苦難を乗り越えて、中国からやってきてくれた、ということを記した鑑真の伝記として、 淡海三船 (おうみみふね)の著した『唐大和上東征伝』(とうだいわじょうとうせいでん)というものもあります。
鑑真は日本に、僧が守るべき規範である 戒律 (かいりつ)を伝えます。
そして、その戒律を授ける場所として、東大寺に 戒壇院 (かいだんいん)を築きました。
更に鑑真は 唐招提寺 (とうしょうだいじ)を建立しています。
「唐」から「招」かれた鑑真が作ったお寺、ということから、唐招提寺という名前がつけられています。
他の渡来僧として、東大寺の大仏に目を書きこむ「開眼」(かいげん)を行った 菩提僊那 (ぼだいせんな)がいます。
菩提僊那はインド出身の僧 であることもしっかりと覚えましょう。
白鳳文化と同様、天平文化でも海外から日本に渡って仏教を伝えた渡来僧たちがいました。
どの国からやってきたのかも重要ですから忘れず押さえましょう。