高校日本史B
5分で解ける!天平文化3(第3問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
天平文化1・2の確認テスト【正誤問題(四択問題)】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題3
一番最初の選択肢、①が正解です。
正倉院 の宝物は、 光明皇太后が献納した聖武天皇の遺品 が中心です。
②は、間違いです。
これは分からない! と思ったでしょうか。
天平文化は、奈良時代の文化です。
奈良時代、百済(くだら)は既に滅んだ後で存在していません 。
前の飛鳥時代に、白村江の戦い(はくすきのえのたたかい)で日本(倭)と共に唐・新羅の連合軍に破れ、一度滅亡していたことを思い出せれば、間違いだと気づけたのではないでしょうか。
③は、結論としては間違いです。
日本史の問題としては異質で、正誤の見極めが難しかったと思います。
ちなみに、正倉院は奈良の東大寺にある建物ですので、正倉院展も、奈良で開かれているのではないかな、と推測はできるかもしれませんね。
実際、正倉院展は毎年、奈良国立博物館で開かれています(日本史として覚える必要はありません!)。
正倉院は東大寺に建てられた倉庫ですから、④も間違いです。
③のように、特殊な選択肢もありましたが、①が正解であることが分かっていれば問題としては難しくなかったでしょう。
むしろ、①を自信を持って正解にできるように、練習していきましょう。
特に天平文化では、東大寺関連の話題が多く出てきます。
東大寺を制するものは天平文化を制する! という気持ちで、まずは東大寺に関連するできごとや建物などを覚えていくと良いと思います。
第3問は、正倉院に関する正しい選択肢を選ぶ問題です。
少し特殊な問題でしたが、このような問題も出されることがありますので、少しずつ慣れていきましょう。