高校日本史B
5分で解ける!天平文化6(第1問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
天平文化4・5の確認テスト【穴埋め問題】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題1(1)
東大寺法華堂の本尊は⑤の 不空羂索観音像 (ふくうけんじゃくかんのんぞう)で、②の 乾漆像 (かんしつぞう)という様式で造られています。
④の執金剛神像(しっこんごうしんぞう)も、同じく東大寺法華堂にありますが、本尊ではない点に注意しましょう。
また、 乾漆像 は漆で塗り固めて作った像、間違い選択肢の① 塑像 (そぞう)は粘土で作られた像です。
乾漆像は他にもありますが、唐招提寺に置かれているのは⑦の 鑑真像 (がんじんぞう)です。
問題1(2)
次は文学から。
現存最古の漢詩集は③の 懐風藻 (かいふうそう)、和歌集は 万葉集 (まんようしゅう)です。
古今和歌集 (こきんわかしゅう)と 凌雲集 (りょううんしゅう)はまだ知らない人もいたかもしれません。
それぞれ、天皇の命令で作られた初めての勅撰(ちょくせん)の和歌集・漢詩集として、この後扱うことになります。
問題1(3)
『 風土記 』(ふどき)は日本各国の地理・産物等をまとめた文書で、全国各地それぞれの国で作られました。
しかし、現存する完本は①の 出雲国 、今の島根県のものだけです。
ちなみに、③常陸(ひたち、今の茨城県)の風土記も、一部のみ現存しています。
なお、②大和は今の奈良県、④相模は今の神奈川県にありました。
今回は天平文化後半の確認テストです。
これまでと比べて分野も多岐にわたり、覚えることも増えていますから、間違えたところを一つ一つ復習しておきましょう。
まずは問題1、選択問題からです。