高校日本史B
5分で解ける!天平文化6(第2問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
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天平文化の確認テスト【穴埋め問題】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題2(1)
712年に完成した日本最古の歴史書は、太安万侶(おおのやすまろ)が筆録した『 古事記 』です。
一方、六国史(りっこくし)の最初にあたる、720年に完成したものは『 日本書紀 』です。
この『日本書紀』は、天武天皇の子供である 舎人親王 (とねりしんのう)を中心に編纂が行われました。
間違い選択肢の 刑部親王 (おさかべしんのう)も天武天皇の子供ですが、こちらは 藤原不比等らと共に大宝律令を編纂した人物 です。
問題2(2)
『万葉集』にも収録された山上憶良(やまのうえのおくら)の歌は、税や飢饉によって苦しむ農民の暮らしを歌ったものでした。
これを『 貧窮問答歌 』(ひんきゅうもんどうか)といいます。
『万葉集』には他にも、九州に国防のため派遣された 防人の歌 なども収録されています。
問題2(3)
奈良時代の教育機関のうち、中央(都)に置かれたのは 大学 で、貴族の子弟が通っていました。
一方の国学は地方(各国)に置かれ、郡司の子弟が通いました。
最初の私設図書館である芸亭(うんてい)を作ったのは、『懐風藻』(かいふうそう)の編者でもある 石上宅嗣 (いそのかみのやかつぐ)です。
問題2(4)
写真の仏画は 薬師寺吉祥天像 (やくしじきっしょう(きちじょう)てんぞう)です。
天平文化の仏画であることはもちろん、吉祥天が絶世の美女である女性の仏様だということも覚えておくと、違ったヒントになるかもしれません。
大問2は一問一答です。