高校日本史B
5分で解ける!弘仁貞観文化1に関する問題
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練習の解説授業
平安時代初期の文化、弘仁・貞観文化
晩期の唐の文化の影響を受けた、平安初期の文化を、 弘仁・貞観文化 といいます。
弘仁・貞観は、文化の中心となる二人の天皇が在位した時代の元号なので、「弘仁は嵯峨、貞観は清和」と覚えておきましょう。
今までの顕教に代わって、最澄や空海の密教が流行
平安時代になると、それまでの経典などで学ぶ顕教に対して、大日如来が不思議な力で伝える 密教 が盛んになりました。
唐で密教を学んだ 最澄 は 天台宗 を創始し、総本山を 比叡山 の 延暦寺 に置きました。
その後天台宗は、 円仁 と 円珍 たちが密教として完成させた後、彼らの弟子たちの時代に、山門派と寺門派に分裂しました。
空海は 真言宗 を創始し、総本山を 高野山 の 金剛峯寺 に置きました。
空海は嵯峨天皇から 東寺 ( 教王護国寺 )をもらっています。
最澄の天台宗、空海の真言宗は、このあともずっと続いていくこととなります。
この2つの宗派が弘仁・貞観文化のときに始まったんだ、ということをしっかり意識ながら、それぞれの内容をしっかりと覚えておきましょう。
練習問題で確認を行いましょう。