高校日本史B
5分で解ける!弘仁貞観文化2に関する問題
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練習の解説授業
神と仏を同一のものとする神仏習合
弘仁・貞観文化では、神と仏を同一のものとして融合をはかる 神仏習合 という考えが広まります。
そして、神は仏が形を変えたものだ、という 本地垂迹説 が唱えられました。
密教が山中での修行を重んじていたことから、従来の山岳信仰と結びつき、 修験道 (しゅげんどう)という、新しい宗教のような信仰が生まれました。
建築や彫刻の特徴を押さえよう
山中での修行のために建てられた山岳寺院には 室生寺 がありました。
山中にあるため、金堂や五重塔などの伽藍配置が自由な寺です。
女性が参詣することができたため、女人高野と呼ばれています。
この時代の仏像の特徴として、頭部と胴体を一つの木材で作る 一木造 や、衣のしわの表現様式である 翻波式 が見られます。
代表作として、 観心寺如意輪観音像 を押さえておきましょう。
今回のキーワードは、 神仏習合 、 室生寺 、 一木造 ・ 翻波式 でした。
これらのものが、特に平安時代初期の、弘仁・貞観文化の特徴であったということをしっかりと押さえておきましょう。
練習問題で確認しましょう。