高校日本史B
5分でわかる!書道
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この動画の要点まとめ
ポイント
弘仁・貞観文化の書道
これでわかる!
ポイントの解説授業
字の上手な三筆
この時代に特に優れた書を残した三人の人物を 三筆 (さんぴつ)といいます。
この時代には、まだ日本独自の文字というものはありません。
そのため、 三筆の書も当然中国風ですが、のちの時代になると日本風の優れた書を書く人々も現れます 。
三筆とは、 嵯峨天皇 (さがてんのう)・ 橘逸勢 (たちばなのはやなり)・ 空海 (くうかい)のい三人を指します。
この三人はとても重要です。
いずれも、これまで学んだ歴史のなかで名前が出てくる人々なので、この機会に復習してみましょう。
嵯峨天皇は、蔵人所や検非違使を設置した 、などで有名です。
橘逸勢は、承和の変で藤原良房に配流させられた 人物。
空海はもちろん、真言宗を開いた人ですね。
その空海が、天台宗を開いた最澄に送った手紙として、 風信帖 (ふうしんちょう)というものが残っています。
次に、書道にいて、この弘仁・貞観文化で特に字が上手いといわれた人々について紹介します。