高校日本史B
5分で解ける!弘仁・貞観文化6(第1問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
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弘仁・貞観文化4・5の確認テスト【穴埋め問題】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題1(1)
この時代には漢文学が発展し、 勅撰漢詩集 (ちょくせんかんししゅう)もつくられるようになりました。
勅撰漢詩集とは、天皇の命令で編纂された漢詩集のことです。
最初の勅撰漢詩集は、嵯峨天皇が命じた 凌雲集 (りょううんしゅう)です。
空海の漢詩を弟子がまとめた 性霊集 (しょうりょうしゅう)も一緒に覚えておきましょう。
ちなみに、①の 風信帖 (ふうしんじょう)は、空海が最澄に送った手紙集です。
③の 文華秀麗集 (ぶんかしゅうれいしゅう)は、凌雲集より後に嵯峨天皇が編纂させた勅撰漢詩集ですね。
最後の⑤ 懐風藻 (かいふうそう)は、奈良時代の、勅撰ではなく単純に「最古の」漢詩集です。
問題1(2)
有力な貴族は、一族子弟教育のために 大学別曹 (だいがくべっそう)を建てました。
藤原氏が建てた 勧学院 (かんがくいん)、和気氏が建てた弘文院(こうぶんいん)が重要です。
空海が庶民教育の目的で設置したのが 綜芸種智院 (しゅげいしゅちいん)であることも押さえましょう。
弘仁・貞観文化の、二回目の確認テストです。