高校日本史B
5分でわかる!仏教(傾向と御霊会)
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この動画の要点まとめ
ポイント
御霊会
これでわかる!
ポイントの解説授業
死者を祀って災厄を鎮める御霊会
弘仁・貞観文化のころに始まった 神仏習合 の傾向は、この時代になるとさらに強まります。
またこの時代、疫病や反乱などの災厄で国が乱れた原因を、死者の魂に求める考え方が生まれました。
そして、死者の魂を鎮めることで、災厄から逃れようという信仰が広まります。
実際に、死者の魂を鎮魂する法会(ほうえ)として、 御霊会 (ごりょうえ)が行われるようになります。
祀られた死者は多くいますが、なかでも大物の 菅原道真 (すがわらのみちざね)を祀るため、京都の 北野神社 が建立されました。
現在、お祭りなどで有名な京都の祇園社(ぎおんしゃ、または八坂神社)も、この時代に御霊会として生まれました。
2つ目のポイントでは、国風文化のころにはじまった御霊会について学んでいきましょう。