高校日本史B
5分で解ける!国風文化1に関する問題
- ポイント
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の問題と解説
練習
一緒に解いてみよう
解説
これでわかる!
練習の解説授業
海外の影響が弱まって発展した国風文化
平安中期の文化は 国風文化 です。
遣唐使の廃止や海外情勢の変化により、国風化が進みました。
御霊会で死者を祀って疫病などを防げ!
神仏習合は弘仁・貞観文化の時代からさらに進み、死者の魂を鎮め、疫病の流行などを防ぐ祭礼として 御霊会 (ごりょうえ)が盛んに行われました。
例えば、菅原道真が北野神社に祀られたのは、この御霊会の具体例といえます。
現世はもうだめだ! 死後に救いを求める浄土教
仏の正しい教えが失われる 末法思想 の流行により、現世の不安から逃れて極楽浄土に往生する 浄土教 が普及しました。
10世紀に念仏行脚(ねんぶつあんぎゃ)を行い、普及に力をつくしたのが市聖とも呼ばれた 空也 です。
源信は、どのように往生するのかを書いた『 往生要集 』を著しました。
国風文化は、浄土教をしっかり押さえることがポイント となります。
仏像でも、浄土教に沿って阿弥陀仏が作られるなど、これから学習していく内容とも関連していきますので、しっかりと理解して次へいきましょう。
練習問題で今回学んだ内容を確認していきましょう。