高校日本史B
5分でわかる!日記・その他
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この動画の要点まとめ
ポイント
国風文化の日記・その他の文学
これでわかる!
ポイントの解説授業
国風文化には多くの日記が書かれた
日記文学も作品が膨大なので、絞って覚えましょう。
例えば、 紀貫之 (きのつらゆき)の『 土佐日記 』(とさにっき)はとても有名な作品ですね。
政治的に重要な作品は、 藤原実資 (ふじわらさねすけ)の『 小右記 』(しょうゆうき)、 藤原道長 (ふじわらのみちなが)の『 御堂関白記 』(みどうかんぱくき)です。
『小右記』には、藤原道長の栄華を誇るエピソードが収録されています。
この中に、道長が詠んだとされる「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることの なしと思へば」という、いわゆる「望月の歌」がのっています。
その藤原道長の日記が『御堂関白記』です。
ちなみに、「御堂」とは道長が作ったお寺である法成寺(ほうじょうじ)のことです。
日記の名前に関白と入っていますが、道長自身は関白にはなっていません。
上の切り抜きで示されたそのほかの日記も、余裕があれば、国風文化の日記として押さえておきましょう。
日記以外では、 源高明 (みなもとのたかあきら)が朝廷の儀式などをまとめた『西宮記』(さいきゅうき)が編纂されました。
源高明は安和の変で排斥された人物であることを思い出しましょう。
4つ目のポイントは、日記など、その他の文学についてです。