高校日本史B
5分でわかる!神道
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この動画の要点まとめ
ポイント
神道
これでわかる!
ポイントの解説授業
渡会家行を中心に反本地垂迹説が唱えられた
仏教に負けじと、神道も勢力復活に向けて動きました。
実際にこの時代、伊勢外宮の神官 度会家行 (わたらいいえゆき)が 伊勢神道 (いせしんとう)を確立しました。
そして、その度会家行が中心となって、 反本地垂迹説 (はんほんちすいじゃくせつ、または神本仏迹説(しんぽんぶつじゃくせつ))を唱えます。
神仏習合の風潮の中で、「 神は、仏が現世に現れる際の仮の姿 」であるとする 本地垂迹説 がありました。
鎌倉時代にはこの神仏習合の考えが広がっていましたが、これに対し度会家行らが、まったく反対の考え方を提唱します。
両者の関係を逆にして、神を本地、仏を垂迹とする反本地垂迹説を提唱した のです。
つまり、「 仏こそ、神が現世に現れる際の仮の姿 」、ということですね。
どっちがどっち? とわからなくなってしまうあなたへ。
まずは「神が仮の姿で仏が真の姿」という本地垂迹説を覚えて、その逆が反本地垂迹説、と覚えましょう 。
2つ目のポイントでは、神道について見ていきましょう。