高校日本史B
5分でわかる!仏教(浄土真宗)
- ポイント
- ポイント
- ポイント
- 練習
この動画の要点まとめ
ポイント
浄土真宗の動き
これでわかる!
ポイントの解説授業
蓮如が発展させた浄土真宗
鎌倉新仏教の一派であった、親鸞の始めた浄土真宗は、 蓮如 (れんにょ)によって広く普及します。
蓮如は、信仰者の団体である 講 (こう)を作り、その講を基点として農民に配布する平易な手紙である 御文 (おふみ)によって信者を増やしました。
ちなみに、浄土真宗は一向宗とも呼ばれるようになっていました。
このように勢力を広げた蓮如は、越前に 吉崎御坊 (よしざきごぼう、または 吉崎道場 (よしざきどうじょう))、山城に 山科本願寺 (やましなほんがんじ)、摂津に 石山御坊 (いしやまごぼう/後の石山本願寺)を建立しました。
この石山本願寺は、後に織田信長と10年以上争い、さらにその後には大坂城が建てられる場所にもなりました。
このような浄土真宗のお寺は、 寺内町 を形成して発展するとともに、権力者に対しては 一向一揆 を結ぶことで抵抗しました。
今回は、禅宗以外の仏教や、神道について学んでいくことにしましょう。
まずは、室町時代の浄土真宗の動きについて見ていきます。