高校日本史B
5分でわかる!戦国期の文学・学問
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この動画の要点まとめ
ポイント
戦国期の文学・学問
これでわかる!
ポイントの解説授業
朱子学が発展し、地方で学派が生まれる
戦国期になると、 朱子学 (しゅしがく)という学問が流行していきます。
この朱子学は、この戦国期には特に地方で発展し、江戸時代にも大きく発展することになります。
戦国期には、 薩南学派 (さつなんがくは)の 桂庵玄樹 (けいあんげんじゅ)、 海南学派 (かいなんがくは)の 南村梅軒 (みなみむらばいけん)などの優れた学者が出ました。
江戸時代に、これらの学派の発展形が出てくるので、そのときにも改めて見直してみてください。
学校や教科書が作られた
そのほか、下野国(しもつけのくに/今の栃木県)では 上杉憲実 (うえすぎのりざね)が 足利学校 (あしかががっこう)を再興します。
上杉憲実は、関東管領として政治のところでも出てくる人物です。永享の乱という事件にも関わっています。
この足利学校は、このあと大きく発展していきます。
また、手紙形式の『 庭訓往来 』(ていきんおうらい)が作られます。
この『 庭訓往来 』は、武士の法律である『貞永式目』などと一緒に、この時代の武士の教科書として使われました。
3つ目のポイントでは、戦国期の文学・学問について見ていきましょう。
戦国期は、応仁の乱の1467年以降を指しますが、一部、応仁の乱の前の内容も含めて見ていきましょう。