高校日本史B
5分でわかる!芸能(狂言)
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この動画の要点まとめ
ポイント
狂言・同朋衆
これでわかる!
ポイントの解説授業
能の合間劇から発展した狂言と、将軍の近くに仕えた同朋衆
もう一つ、 同朋衆 (どうぼうしゅう)というものを覚えておきましょう。
芸能や雑役などに従事する ことで、本来は身分違いの将軍や大名の側近に仕えた人々のことです。
一遍が始めた時宗の僧が多く従事し、「阿弥」という号を名乗っていました。
例えば、 観阿弥・世阿弥 もこの 同朋衆 の一員です。
他には、日明貿易で出てくる祖阿(そあ)という人物や、足利義政に仕え慈照寺銀閣の庭を造った庭師の善阿弥(ぜんあみ)などの人物がいます。
狂言 (きょうげん)は、能の合間に行われた、能楽の喜劇です。
能の合間に行われていたものが、いつしか独立して興行されるようになっていった、ということです。
現在では、能と狂言は分けて演じられていますね。