高校日本史B
5分で解ける!室町文化12(第1問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
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室町文化10・11(芸能・芸術)の確認テスト【穴埋め問題】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題1(1)
室町時代には、祭礼時に奉納されていた 猿楽 (さるがく)や、民間で行われていた 田楽 (でんがく)をもとに、 能 (のう)が演じられるようになりました。
能 の合間には、風刺性の強い喜劇として 狂言 (きょうげん)が演じられ、民衆の支持を受けました。
このあと、狂言は能と独立して演じられていくようになります。
④歌舞伎のような、次の時代の内容と混同しないことが大切です。
ちなみに、③催馬楽や⑥今様は、平安末期の 梁塵秘抄 (りょうじんひしょう)という歌謡集にも載っている歌謡や流行歌です。
問題1(2)
東山期には、茶道では 村田珠光 (むらたじゅこう)が侘び茶(わびちゃ)を創始しました。
村田珠光のあと茶道を発展させたのが、戦国期に活躍した① 武野紹鴎 (たけのじょうおう)です。
そして更に、この後の桃山文化で、千利休が茶道を大成させていくことになります。
いっぽう、同じく東山期の人物で、立花の名手であった 池坊専慶 (いけのぼうせんけい)は池坊華道を創始し、この一族が華道を大成しました。
②の 後藤祐乗 (ごとうゆうじょう)は、彫金師として江戸時代にも活躍する後藤家の祖です。
室町文化の最後、室町文化4回目の確認テストです。
今回は、劇や茶道・華道・工芸といった芸能・芸術について扱います。