高校日本史B
5分でわかる!工芸

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この動画の要点まとめ
ポイント
寛永期の文化(工芸)
これでわかる!
ポイントの解説授業
本阿弥光悦の「舟橋蒔絵硯箱」!

まずは蒔絵ですね。
蒔絵とは、漆の上に、金粉・銀粉で装飾を施したもので、平安時代頃から存在する日本を代表する工芸品です。
日宋貿易や日明貿易の輸出品としても出てくるものです。

寛永期には、洛北(京都の北)の鷹ヶ峰に拠点をもつ本阿弥光悦が、 「舟橋蒔絵硯箱」 という作品を作りました。
酒井田柿右衛門の「色絵花鳥文深鉢」!

次に、陶磁器です。
桃山文化を学習した際、有田焼が出てきましたね。
朝鮮人の陶工を日本に連れて帰ったことから生まれた陶磁器でした。

寛永期には、その技術が発展して、酒井田柿右衛門が赤絵という技法を生み出します。
これは、焼き上がりの際に美しい赤を発色させるという難しい技術でした。

この赤絵の技法を用いた代表作に、 「色絵花鳥文深鉢」 があります。

ちなみに、有田という土地は佐賀県にあります。場所もおさえておきましょう。

寛永期の文化の工芸について見ていきましょう。