高校日本史B
5分でわかる!絵画(文人画・写生画・洋画)
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この動画の要点まとめ
ポイント
化政文化の絵画(文人画・写生画・洋画)
これでわかる!
ポイントの解説授業
文人や学者が描いた「文人画」!
専門の画家ではない文人や学者が描いた絵を、文人画(南画)といいます。
文人画の画家の例としては、渡辺崋山が挙げられます。
渡辺崋山は、 『慎機論』 でモリソン号事件を批判し、蛮社の獄で弾圧された学者ですね。
他にも、池大雅と与謝蕪村(よさぶそん)は合作による文人画、『十便十宜図』を描きました。
与謝蕪村は、俳人としても有名です。
遠近法を取り入れた写生画『雪松図屏風』!
写生画(写実的な絵画)の分野を代表するのは、円山応挙(まるやまおうきょ)です。
円山応挙は、遠近法を取り入れた 『雪松図屏風』 などを描いています。
また、応挙の弟子である呉春により、四条派という流派が始められました。
司馬江漢による洋画の銅版画『不忍池図』!
この時代には、ヨーロッパの技法を取り入れた洋画も描かれるようになりました。
洋画の画家としては、発明家としても有名な平賀源内や、司馬江漢が挙げられます。
特に司馬江漢は、銅版画による 『不忍池図』 という作品を残したことで有名です。
今回は、化政文化における浮世絵以外の絵画と、江戸時代後半の生活や信仰について見ていきましょう。
まずは、文人画・写生画・洋画について見ていきます。