高校日本史B
5分でわかる!文学(小説/洒落本・黄表紙)
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この動画の要点まとめ
ポイント
化政文化の文学(洒落本・黄表紙)
これでわかる!
ポイントの解説授業
寛政の改革で弾圧!「洒落本」「黄表紙」
洒落本は、男女の会話を中心に、「洒落」や「通」といったものを描いた小説です。
山東京伝の 『仕懸文庫』 が有名です。
「洒」の字には注意してくださいね。「酒」とは異なります。
黄表紙は、その名の通り黄色い表紙をした小説で、田沼時代に流行したものです。
代表作としては、恋川春町の 『金々先生栄華夢』 があります。
今で言う、いわゆる「夢オチ」の作品です。
洒落本や黄表紙は、松平定信による寛政の改革で弾圧された、ということがポイントになります。
こうした小説は、風紀を乱すとして規制されたわけですね。
小説の出版に携わっていた蔦屋重三郎なども処罰されます。
今回は、化政文化の文学、特に小説について確認していきます。
まず、洒落本と黄表紙について見ていきましょう。