高校日本史B
5分でわかる!文学(和歌・狂歌)
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この動画の要点まとめ
ポイント
化政文化の文学(和歌・狂言)
これでわかる!
ポイントの解説授業
歴史ある「和歌」と、皮肉を込めた「狂歌」
和歌(短歌)や狂歌は、基本的には「五・七・五・七・七」で構成される詩です。
この時代、古代から続く和歌の文化から独立して、滑稽さや皮肉を込めた狂歌が生まれました。
丁度、「俳諧に対する川柳」と「和歌に対する狂歌」が似たような関係になっていわけですね。
和歌では、良寛らが、狂歌では大田南畝らが活躍します。
狂歌については、政治を風刺した作品そのものが出題されることがあります。
例えば、 「白河の清きに魚の住みかねて もとの濁りの田沼恋ひしき」 という歌があります。
これは、寛政の改革について皮肉を込めて詠んだ歌です。
白河藩出身の松平定信があまりに厳しく規制を行うので、賄賂政治で濁ってはいたが田沼意次の時代の方が恋しい、という意味になっています。
続いて、和歌と狂歌について見てみましょう。