高校日本史B
5分でわかる!文学(脚本・随筆)
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この動画の要点まとめ
ポイント
化政期の文学(脚本・随筆)
これでわかる!
ポイントの解説授業
近松門左衛門の後継者らが活躍!
脚本の分野では、元禄文化の時代に、歌舞伎や人形浄瑠璃の作者として活躍した近松門左衛門がいましたね。
化政文化では、その後を受ける形で様々な脚本家が活躍します。
竹田出雲は、 『仮名手本忠臣蔵』 を著し、人気を博しました。
これは実際に起きた、赤穂事件(江戸城での刃傷沙汰にまつわる大事件)を元に作られたものです。
現代でも様々な形で描かれており、テレビドラマなどでこの忠臣蔵の物語を見たことのある人もいるかもしれませんね。
この他、竹田出雲の弟子で近松門左衛門の養子でもある近松半二、『東海道四谷怪談』 を書いた鶴屋南北、盗賊を主人公とする白浪物と呼ばれる作品群を書いた河竹黙阿弥などが活躍しています。
随筆の分野では、鈴木牧之(すずきぼくし)が 『北越雪譜』 (ほくえつせつぶ)という雪国の生活について綴った作品を残しました。
当時の人々にとって、雪国の生活を知る事ができる作品というのは新鮮で、人気を博したようです。
続いて、化政期の文学のうち、脚本や随筆について見ていきます。