高校日本史B
5分でわかる!朱子学
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この動画の要点まとめ
ポイント
朱子学(概要)
これでわかる!
ポイントの解説授業
今回はまず、中国からやってきた儒学の一種、朱子学について見ていきましょう。
為政者にとって都合が良かった朱子学!
儒学(儒教)は、孔子や孟子といった賢人の教えから生まれた学問です。
元々は、6世紀に五経博士が中国から日本に伝えたものでした。
儒学の一種である朱子学は、南宋の時代に、朱熹(しゅき)という人物が始めた学問です。
朱子学は、大義名分論という考え方を重視していました。
これは、君臣・父子の別をわきまえ、上下の秩序を重んじるものです。
つまり、「目上の人には従わなければならない」という考え方で、これは為政者にとって、民衆を統治するのに都合が良いのですね。
例えば過去には、後醍醐天皇が朱子学を重視していました。
こうした理由から、朱子学は江戸幕府や各藩でも重んじられて、様々な学者が現れることになります。
今回から、江戸時代の学問について学んでいきます。
江戸時代には、学問が栄えました。大きく分けても、儒学・国学・蘭学などがあります。