高校日本史B
5分で解ける!江戸時代の学問15 蘭学・洋学3(第3問)に関する問題
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この動画の問題と解説
問題
一緒に解いてみよう
蘭学・洋学の確認テスト【並べ替え問題】
解説
これでわかる!
問題の解説授業
問題3
解き方は色々とありますが、ここでは政治と結びつけて考えてみましょう。
Ⅰは新井白石ですから、将軍で言うと6代・7代の文治政治の頃です。
Ⅱの『解体新書』は、1774年の刊行です。
講義の中で、田沼意次の時代だと解説しましたね。将軍で言えば10代の頃です。
Ⅲの漢訳洋書輸入制限の緩和は、8代将軍・徳川吉宗によって行われました。
以上から、Ⅰ・Ⅲ・Ⅱの順に並べることができます。
また、Ⅰは蘭学が本格的に学ばれる前の出来事、Ⅲは蘭学研究が始まるきっかけ、Ⅱは蘭学研究の成果であると捉えれば、解答にたどり着くことができますね。
いずれにせよ、年号を全て覚えることが重要なのではないということです。
大きな流れをおさえることを意識してください。
今回の範囲でポイントとなるのは、やはり『解体新書』ですね。
これを中心に、蘭学・洋学の流れをおさえてみてください。
最後は、並べ替え問題です。