高校日本史B
5分でわかる!天文学・地理学
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この動画の要点まとめ
ポイント
天文学・地理学
これでわかる!
ポイントの解説授業
「鎖国」の語を生んだ「志筑忠雄」!
天文学の分野で最初に触れておきたいのは、志筑忠雄です。
志筑忠雄は、 『暦象新書』 を著し、地動説や万有引力を紹介します。
そして、志筑の著作でそれ以上に重要なのが、 『鎖国論』 です。
これは、ドイツ人医師ケンペルが著した 『日本誌』 を翻訳したもので、 「鎖国」 という言葉はこの時に生まれました。
極めて精緻な「大日本沿海輿地全図」!
続いて、暦についてですね。
この時代の暦は、月の満ち欠けなどから定められるため、正に天文学の領域でした。
以前、貞享暦というものを紹介しましたが、それ以降も改良が繰り返され、高橋至時が寛政暦を作成します。
そして、高橋至時の弟子にあたる伊能忠敬が、 『大日本沿海輿地全図』 を作成します。
これは、天文学の知識を用いながら、伊能が実際に日本中を歩いて作成した極めて精緻な日本地図です。
今回は、引き続き蘭学・洋学について学習していきましょう。
まずは、天文学・地理学です。