高校日本史B
5分でわかる!蛮社の獄
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この動画の要点まとめ
ポイント
蛮社の獄
これでわかる!
ポイントの解説授業
反射炉を構築した「江川英竜」
1839年、蛮社の獄という事件が発生します。
これは、尚歯会という知識人の集まりの蘭学者たちがモリソン号事件を批判して処罰されたものです。
モリソン号事件というのは、薪や水を求めて日本に立ち寄ろうとしたアメリカ船モリソン号を、大砲で打ち払った事件ですね。
これについて、渡辺崋山は 『慎機論』 で、高野長英は 『戊戌夢物語』 で幕府を批判し、処罰されます。
これは、ぜひ政治史とも合わせて流れをおさえておきたい部分ですね。
この蛮社の獄の一件からも、幕府に対する批判が公然と行われるほどに、幕府の権威が衰えていたという事がうかがえます。
最後に、蛮社の獄について見ていきましょう。