高校日本史B
5分でわかる!宗教(キリスト教)
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この動画の要点まとめ
ポイント
宗教(キリスト教)
これでわかる!
ポイントの解説授業
明治の初めは「禁教政策」が継続していた!
ポイントは、明治の初めの頃は、キリスト教の禁止が継続されていたという点です。
幕府が倒れて、すぐにキリスト教が解禁されたのではないということをおさえましょう。
1868年、明治政府は五榜の掲示を出します。
ここに、キリスト教の禁止が明示されていました。
そうした状況下、浦上信徒弾圧事件が発生します。
これは、長崎の浦上・五島列島の潜伏キリシタンが迫害を受け、約3400人が流刑に処されたものです。
しかし、こうした政策は諸外国からの反発も大きく、1873年には切支丹禁制高札廃止が決められ、キリスト教は黙認されることになります。
これ以降のキリスト教徒としては、ともに札幌農学校出身の内村鑑三や新渡戸稲造をおさえておくとよいでしょう。
続いて、明治初期の宗教、特にキリスト教について見てみましょう。