高校日本史B
5分でわかる!西洋思想(ドイツ自由主義)
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この動画の要点まとめ
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西洋思想(ドイツ国家主義)
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ポイントの解説授業
国家の利益を優先!「ドイツ国家主義」
ドイツ流国家主義は、個人の権利よりも、国家の利益を優先する思想です。
まず国家が強くなることで、結果的に国民の幸福がもたらされるという考え方ですね。
このドイツ流国家主義は、伊藤博文がシュタインやグナイストから学んで日本に持ち帰り、国家の方針として採用されることになります。
当時のヨーロッパでは、イギリスやフランスが先進国であり、ドイツはその後を追いかける立場でした。
そのような状況下で生まれたドイツ流国家主義は、ドイツと同じく早急に国家を強くしたい日本にとって必要だと考えられたのですね。
国家主義を主張した人物としては、先ほど少し触れた加藤弘之がいます。
加藤は 『人権新説』 を著し、自由主義から国家主義(国権論)へと転じました。
続いて、ドイツ流国家主義を見てみましょう。