高校日本史B
5分でわかる!国家主義思想への疑問
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この動画の要点まとめ
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国家主義思想への疑問
これでわかる!
ポイントの解説授業
日清日露戦後、国家主義への疑問が発生!
日清・日露戦争が終わる明治の終わり頃になると、国家主義思想への疑問が噴出するようになります。
その原因としては、2つの戦争に勝利したことで、明治維新以来の国家目標が一応達成された事、そして、そうでありながら民衆の生活という面では必ずしも裕福にならなかった事が挙げられます。
こうした風潮の中、1908年、政府は戊申詔書を発布します。
これは、国民道徳の強化と、地方社会の秩序の再編を目的とし、国民精神の引き締めを図ったものです。
しかし、これで全て解決することはなく、社会主義思想などが芽生えていくことになります。
「戊申詔書」 については、 「戊辰戦争」 と漢字が異なるところも注意が必要ですね。
続いて、国家主義思想への疑問と、政府の対応を見ていきましょう。