高校日本史B
5分でわかる!教育の普及(~1886)

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この動画の要点まとめ
ポイント
教育の普及(~1886)
これでわかる!
ポイントの解説授業
反対一揆も起きた「学制」!

近代的教育政策は、1872年の学制頒布から始まります。
フランス式自由主義的な教育を施すことを目的として出されたものですが、これには反対一揆も発生しました。

当時は、子どもも重要な労働力だと捉えられていましたから、労働に充てられる時間を割いて教育を受けさせるということに抵抗があったわけですね。
義務教育の開始!そして国家主義的教育へ!

1879年には、教育令が出されます。
これはアメリカ式の自由主義的な教育制度にならったもので、ここから義務教育が始まり、その期間は16ヵ月と定められます。

教育令は翌年に改正され、国家主義的、中央集権的なものへと変化します。
政府が国家主義へと舵を切る中、教育もまた、それに合わせられた形ですね。

1886年には、学校令が出されます。
これは内閣制度が発足してからの出来事ですね。初代文部大臣である森有礼が発令します。
学校令により、義務教育は4年へと延長されました。

ちなみに、森有礼は明六社を設立した人物でしたね。

今回は、明治時代の教育について見ていきましょう。