高校日本史B
5分でわかる!絵画(西洋画)

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この動画の要点まとめ
ポイント
絵画(西洋画)
これでわかる!
ポイントの解説授業
西洋画の基礎を築いた「フォンタネージ」!

西洋画についておさえておきたいのは、工部美術学校です。
イタリア人のお雇い外国人・フォンタネージがここで指導にあたり、明治時代の西洋画の基礎を築きました。

明治時代の西洋画については、大きく2つの団体が存在しました。
明治美術会と白馬会です。

明治美術会の作品は、やや暗い色調が特徴です。
代表作としては、高橋由一の 『鮭』 や、浅井忠の『収穫』が挙げれます。
『鮭』


一方、白馬会の作品は、明るい色調が特徴です。
代表作に、白馬会を創立した黒田清輝の 『湖畔』 や 『読書』 、 青木繁 の『海の幸』があります。
『湖畔』『読書』


日本画と西洋画を区別して覚えるのがポイントです。
また、明治時代の後半には、西洋画が盛んになり日本画には衰退の傾向が見られたという点をおさえておくとよいでしょう。

続いて、明治時代の西洋画について見ていきましょう。