高校日本史B
5分でわかる!戦争文学と教育統制
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この動画の要点まとめ
ポイント
戦争文学と教育統制
これでわかる!
ポイントの解説授業
国策文学として強制された戦争文学!
戦時中になると、政府は戦争を描いた戦争文学を国策文学として強制するようになります。
そうした戦争文学の中で最も重要なものは、火野葦平による 『麦と兵隊』 です。
火野葦平は、従軍記者のような形で日中戦争に参加し、この作品を生み出しました。
同じく戦争文学の作品としては石川達三の 『生きている兵隊』 などがありましたが、こちらは日本軍の残虐行為が描かれていることから発禁処分となりました。
また、教育については、1937年に 『国体の本義』 が全国に発布され、これが思想統制の基準となって、国家主義的教育が推し進められることになりました。
続いて、戦争文学や教育統制について見ていきましょう。