中1理科
5分でわかる!水中の小さな生き物
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この動画の要点まとめ
ポイント
水中の小さな生き物の名称
これでわかる!
ポイントの解説授業
英語圏では「スリッパの虫」 ゾウリムシ
まずは左の2種類をみていきましょう。
一番左の生き物は、 ゾウリムシ です。
見たとおりゾウリの形をしているのでゾウリムシと言います。
英語圏でもスリッパの虫(slipper animalcule)みたいに言わわれていたのですが、
かつての研究者が、スリッパをゾウリと訳してこの名がつきました。
左から二番目の生き物は、 ミジンコ です。
細かいことを「みじん」というんですね。
料理で使う「みじん切り」と同じです。
細かくした生き物ということでミジンコという名前が付いています
ミジンコとゾウリムシは、水の中を動き回ることができるのが大きな特徴で、
動物タイプ の生物に分類されます。
植物タイプは体が緑色
ゾウリムシやミジンコなどの動き回ることができる動物タイプの生物とは逆に、 動き回ることのできない植物タイプ の生物もいます。イラストの右の2つの生き物をみてください。
右から二番目の生き物は、 ミカヅキモ 。ミカヅキのような形をしているモだからミカヅキモといいます。
一番右の生き物は アオミドロ 。青っぽい泥という意味ですね。
ミカヅキモとアオミドロはともに体が緑色で、植物タイプに分類されます。
ミドリムシは動物タイプでも植物タイプでもある!?
最後に真ん中の生き物は、 ミドリムシ といいます。
ユーグレナとも呼ばれ、最近は健康食品として注目され、クッキーなどに入っていたりもします。
ミドリムシは動物のように動き回ることもできるし、緑色なので植物としてのはたらきも持っています。
ミドリムシは動物タイプと植物タイプの両方の特徴をもった例外的な生物 なんですね。
今回のテーマは「水中の小さな生き物」です。
代表的な5種類の生き物を紹介しましょう。