中1理科
5分でわかる!植物の昼と夜
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この動画の要点まとめ
ポイント
植物の昼と夜
これでわかる!
ポイントの解説授業
植物は呼吸だけでなく、光合成も行う
呼吸をしているのは、動物だけではありません。
植物も同じように呼吸をしているのです。
しかし、動物と植物の間には違いもあります。
実は植物は、 呼吸と同時に光合成をしている ことがあるのです。
昼は呼吸よりも光合成
植物の呼吸と光合成のようすは、昼と夜でちがっています 。
まずは、昼のようすに注目しましょう。
図の左側を見てください。
植物は酸素を取り込んで、二酸化炭素をはき出していますね。
これが 呼吸 です。
また、それとは逆に、二酸化炭素を取り込んで、酸素をはき出していますね。
これは 光合成 を表しているんです。
それでは昼間の植物は、呼吸と光合成のどちらをより多く行っているのでしょうか。
実は、 昼の間は呼吸より、光合成の量の方が多い のです。
夜は呼吸だけ、光合成なし
次に、夜の植物のようすを確認しましょう。
今度は図の右側を見てください。
夜の植物は、酸素を取り込んで、二酸化炭素をはき出しているだけですね。
つまり、 呼吸はしているけど、光合成はしていない ことがわかりますね。
なぜ夜の植物は光合成を行っていないのでしょうか。
光合成には光が必要でしたね。
夜は太陽が出ていないので、光合成ができない のですね。
最後に昼と夜の植物のようすをまとめましょう。
昼間の植物は呼吸と光合成の両方を行っていますが、光合成の方が活発です。
そのため、 昼の植物は全体として、二酸化炭素を取り込んで、酸素をはき出している ように見えます。
これに対して、夜の植物は光合成を行っていません。
つまり、動物と同じように、 植物も酸素を取り込んで、二酸化炭素をはき出している のですね。
これが昼と夜の植物の姿です。
昼と夜の植物の呼吸・光合成のようすを覚えましょう。
息を吸って、はくことを 呼吸 と言います。
私たち動物が生きていくのに呼吸は欠かせません。
呼吸の際には、 酸素を吸い込んで、二酸化炭素をはき出しています 。
このはたらきは、起きているときも寝ているときも同じです。